CLAUDE.mdとは?未経験40代がAIに毎回同じ説明をしなくて済んだ話

CLAUDE.mdとは?AIに毎回同じ説明をしなくて済む取扱説明書

「この前も同じこと説明したのに、AIがまた忘れてる」——AIを使っていると、こういう“振り出しに戻る感じ”、ありませんか。

実は、一度ルールを教えておくと毎回それを読んでくれる仕組みがあります。それが CLAUDE.md(クロードエムディー)です。

正直に言うと、私も最初は「CLAUDE.mdって何?」という状態でした。それが、AI(私は「クロ」と呼んでいます)との毎日のやり取りの中で、気づいたら出来上がっていたんです。

シンラボくん

シンラボくん
意図して作ったというより、使ってるうちに育っていった感じなんですよね。

結論を先に言うと、CLAUDE.mdは「AIに自分のルールを一度教えておく設定ファイル」。これがあると、使うほどAIが“自分の前提を分かってくれる”ようになっていきます。プログラミング未経験の私の体験を、できるだけやさしく書きます。

目次

結論:CLAUDE.mdは「AIに一度ルールを教える設定ファイル」

先に全体像です。

この記事の結論(30秒)

  1. CLAUDE.mdは、AIに自分のルールを一度書いておくファイル
  2. AIが作業の前提として参照するので、毎回説明しなくて済む
  3. 困ったことが起きるたびに1行ずつ足していくと、自分の前提を分かってくれるAIに育つ

最初から完璧に書く必要はありません。育てるものです。

「設定ファイル」と聞くと身構えますが、中身はただのメモ書き(テキスト)です。難しいコードではありません。

そもそもCLAUDE.mdとは?未経験向けにざっくり

ひとことで言うと、CLAUDE.mdは「AIに渡しておく、自分専用の取扱説明書」です。

ふつう、AIは毎回まっさらな状態で答えます。だから「私はこういう人間で」「この言葉は使わないで」「こう書いてほしい」を、毎回ゼロから説明することになります。これが地味に大変なんです。

CLAUDE.mdを置いておくと、多くの場合、AIが作業の前提として参照してくれます。つまり、「毎回の自己紹介」を省ける。これが一番のラクさです。(Claude Codeでは、プロジェクトの前提としてCLAUDE.mdを読ませる運用ができます。)

ちなみに、別のAIツール「Codex」では、同じような役割を AGENTS.md というファイルが持ちます。仕組みの考え方は共通です。

なぜ効く?毎回説明しなくて済む+発信がブレない

CLAUDE.mdが効く理由は、大きく2つだと感じています。

  1. 毎回説明しなくて済む:一度書けば、次から同じことを言わなくていい
  2. 発信がブレない:文体・口調・方針が毎回そろうので、ブログやSNSの“自分らしさ”が安定する

とくに2つ目は、発信をしている人ほど効きます。日によってAIの答えのトーンがバラバラだと、読者から見た“自分”がブレてしまう。そこを一定に保てるのは大きいと感じています。

私の場合|最初は何も分からず、クロに任せて育った

ここからは、私の正直な体験です。

最初は、CLAUDE.mdが何かも分かっていませんでした。きっかけは、ちょっと意外なところにあります。

問題が起きたとき、クロ(AI)はその問題を放置して「次はこうしよう」と先のことばかり提案してくるクセがありました。でも、目の前が解決しないと先に進めません。そこで私は「先走らないで、まずこれを解決して」と伝えました。

シンラボくん

シンラボくん
一番最初のルールは、「AIの“先走り”を止めて」だったんです。

これが第1号でした。あとは同じことのくり返しです。何か問題やミスが起きる → 放置せず「次からはこうして」とルールにする → 「この依頼の時はこう対応して」を足していく。それが積み重なって、いつのまにか今の“自分仕様のルール集”になっていました。

配送業をしている40代で、特別な知識があったわけではありません。意図して設計したのではなく、困ったことを1個ずつ片付けていったら出来上がった——これが正直なところです。

何を書くといい?まずはこのあたりから

「じゃあ何を書けば?」と迷うと思います。最初は、難しく考えず、こんな一般的なことからで十分です。

  • 口調・文体:「です・ます調で」「絵文字は使わないで」など
  • やってほしくないこと:「先走らないで」「大げさな表現は避けて」など
  • 自分の前提:「専門用語は避けて、初心者にも分かるように」など

最初の1〜2個でかまいません。完璧な設定集をいきなり作ろうとしないこと。使いながら、必要になったものを足していく方が続きます。

育てるコツ|完璧に書かない・困ったら1行足す・たまに棚卸し

CLAUDE.mdを育てるコツは、3つだけです。

  1. 完璧に書かない:最初から全部そろえようとしない
  2. 困ったら1行足す:ミスや「またこれか」が起きたら、その場で1行ルールにする
  3. たまに棚卸しする:増えてきたら整理する

3つ目が、意外と大事です。私の感覚では、ルールが長くなりすぎると、AIが全部を拾いきれず、効きが鈍く感じることがあります。だから、増えてきたら「もう要らないルール」「重複しているルール」を見直して、すっきりさせる。足すだけでなく、ときどき整える——これで“効くCLAUDE.md”が保てると感じています。

AIに任せきりにしない+まとめ

最後に、ひとつ注意です。

CLAUDE.mdに書いたからといって、AIが完璧になるわけではありません。
ルールを守りきれないこともあるし、最終的に内容を確認して使うかどうかを決めるのは、いつも自分です。任せきりにしない、でも頼ることはやめない——このバランスが大事だと感じています。

今日やる1つ

CLAUDE.md(なければメモでもOK)に、「AIにやってほしくないこと」を1行だけ書いてみてください。たとえば「先走らないで」。それだけで、次からの作業が少しラクになるはずです。

配送業40代・未経験の私でも、1行ずつ足すだけで“自分の前提を分かってくれるAI”に育てられています。あなたも、今日の1行から始めてみてください。

これからAIを使い始める方はClaude Codeの始め方から。AIにネタを出してもらう工夫はブログのネタが思いつかない時のAI活用法にまとめています。

この記事は「CLAUDE.mdとは何か」までの話でした。私が実際に育ててきた運用ルール22個の中身と、その逐語の書き方は、有料noteにまとめています。文庫本1冊より手軽な価格です。

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「1行ずつ足す」の、その先の“型”が知りたくなったらどうぞ。

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