ブログ1記事をAIに任せたら、どこまでしてくれる?

1記事、AIと私で分けた。誰が何をしたか、記録から数えた

※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。

今回は、ブログ1記事の作業の仕分けについてです。ブログ1記事をAIと作ったところ、AIは調査・下書き・点検・入稿(WordPressへの入力)まで進めました。人に残った主な仕事は、AIの案から選ぶ・自分から案や決まりを出す・聞かれた事実を渡すの3つです。

題材は、2026年10月1日に公開したClaudeのモデルはどれを選ぶ?4つの違いと使い分け。AIが工程ごとに残した作業記録(時刻と内容を書き残したメモ)と、保存されていた制作中の私の発言をさかのぼり、誰が何をしたかを仕分けました。使うのは記録から数えた数字だけで、私が読んだり直したりした時間は計測していません。公開後の読まれ方も扱いません。

仕分けると、私が関わった場面は70件です。70件は、制作中の私の発言を1つずつ数えたもので、うち2件は題材の記事以外にも当てはめた決まりです。AIの案から選んだのが22件、自分から案や決まりを出したのが32件、聞かれて事実を渡したのが9件。残りの7件は、私からの質問や「公開して」のような合図です。

AIにどこまで頼るかはAIに書かせても残る記事にする考え方に、AIを使う前後の作業時間の比べ方は【工程別】ブログ1記事の作業時間、AIで2〜3倍速になった話にまとめています。

  • 構成案は12分、約4,500字の最初の下書きは3分、5つの観点の点検と2回の再点検は15分。ここまではAIが進めました
  • 私の主な仕事は、AIの案から選ぶ22件、自分から案や決まりを出す32件、事実を渡す9件。ほかに質問や合図が7件ありました
  • 次の記事では、始める前に後半の記録表で自分が決めたい項目に印をつけておくと、どこで手を止めるかを先に決められます
疑問を言う読者役のロボット

ラボット

全部AIがやってくれるなら、見てるだけで記事は書ける?

見ているだけでは記事はできませんでした。どこで人の判断が要ったかは、記録を順に見ると分かります。

この記事に出てくるAIは4役です。仕事を振り分けて仕上がりを確かめる「指揮役のAI」、構成案や下書きを書く「作業役のAI」、書かれたものを別の目で読む「点検役のAI」。この3役は、Claude Code(パソコンの中の作業までAIに任せられるツール)で動かしたClaudeです。4役目はOpenAIのAIであるCodexで、構成や文の確認と画像づくりを受け持っています。

目次

AIが進めた作業にかかった時間

AIが進める工程と人が判断する場面の図。調べて構成案12分、最初の下書き3分、回答を反映2分、点検15分、画像づくり、完成版の点検6分、下書きアップ1分、公開の順にAIが進め、人は構成の承認、7つの質問への回答、完成版の点検から公開の合図までの間の手直し、公開の合図で判断した

作業記録の始まりと終わりの時刻から、工程ごとの時間を出しました。今回の題材(モデル選びの記事)での実測で、時間は記事によって変わります。

工程 かかった時間 中身
調べて構成案を作る 12分 公式ページの確認・検索の需要の確認・競合記事の比較・見出しの設計
最初の下書き 3分 約4,500字。私に確かめる所11か所は空欄
私の回答を下書きに入れる 2分 空欄11か所中9か所を回答と公式確認で埋めた
5つの観点の点検+2回の再点検 15分 5つの観点の結果をまとめた表は27行(うち重大6件)
完成版の点検 6分 食い違い8か所を直し、私の判断が要る7件を残した
WordPressへの下書きアップ 1分 本文と画像を下書きとして入稿
公開 ー 私の「公開して」を受けて公開

画像づくりは、記録の時刻が粗いので、分数は出していません。

調べて、構成を作る

モデルの選び方は、私がClaude Codeを触ってきて、設定や使い分けにいちばん迷った所でした。今の使い方が最適かは分かりませんが、作業に合った使い分けを考える目安にしてもらえればと思い、題材に選んでいます。

構成案(記事の見出しと流れの設計図)は、公式ページと競合記事を確かめたうえで12分で出てきました。その中で、AIはこのテーマがどのくらい検索されているか(検索の需要)も、ラッコキーワードで2回調べています。ラッコキーワードは、キーワードの検索数などを調べるツールです。私が有料プランを契約していて、AIから直接使えるようにしてあります。題材を決めたのは私で、出てきた構成案もそのまま承認しました。AIが出した方針(独立した記事にする・本文は今書いて公開は後で決める・モデル(AIの種類)3つに同じお題を出して比べる)も、AIのおすすめどおりに選んでいます。

下書きを書いて、別のAIが点検する

最初の下書きは約4,500字で、かかったのは3分。ただし、私の体験や使い方など、私に聞かないと書けない所は空欄でした。たとえば「ふだんどのモデルを何に使っているか」です。私の回答と、AIが取り直した公式ページで、空欄はほとんど埋まりました。つまり、AIが速いのは調べれば分かる所までで、私の体験は私が渡すしかありません。

点検では、読者になりきる、事実を作業記録と突き合わせる、といった観点で点検役のAIが読みました。作業役のAIが結果をまとめて直し、点検役が重ねて読み直しています。点検と再点検にかかったのは15分です。

画像づくりと下書きのアップ

図解とアイキャッチ(記事の顔になる画像)はCodexで作りました。Codexへの依頼は、AIが出したものと私が出したものが半々ほどで、指揮役のAIが文字の誤りや、スマホの幅で読めるかを確かめています。WordPressへの下書きアップは1分。公開も操作はAIですが、私が「公開して」と言うまでは動かない決まりにしています。

費用の面では、CodexはChatGPTのPlusプランを使っていて、画像づくりや記事のチェックもそのプランの中でしています。

表の時間は、AIが作業記録に残した時刻から出したものです。私が読んだり直したりした時間は入っておらず、同じ道具を使っても同じ時間になるとは限りません。それでも、構成案や下書き、点検をAIに進めたい人には、Claude Codeを選択肢の1つとしてすすめます。必須ではなく、後半で紹介する記録表はAIなしでも使えます。

AIを使う前との比較は、今回の記録とは別の測り方です。冒頭で紹介した作業時間の記事とAI×副業ブログの始め方に分けて書いています。

人が決めた場面を記録から数えた

記録に残っていた制作中の私の発言を1つずつ取り出し、「選ぶ」「出す」「渡す」「その他」に分けました。発言1つを1場面として、題材の記事そのものへの発言68件に、制作中に決めたルールを公開済みの別の記事にも当てはめた2件を足すと、70件です。

人の仕事の内訳のメーター図。主な仕事は3つで、AIの案から選ぶ22件、自分の案や決まりを出す32件、聞かれた事実や画面を渡す9件。ほかに質問や公開の合図が7件
分け方 中身 件数
選ぶ AIが出した案から選んだ 22
出す 自分から言い出した(29)・今後の決まりにした(3) 32
渡す 聞かれて事実を答えた・画面を撮った 9
その他 質問・「公開して」などの合図 7

数で見ると、いちばん多いのは自分から出すことで、選ぶことを上回っています。

疑問を言う読者役のロボット

ラボット

AIのおすすめを選ぶだけで作成はできる?

「おすすめで」「おけ」のように、AIのすすめにそのまま乗った発言は、私が仕分けた範囲で20件ありました。表の「選ぶ」22件の内訳ではなく、「出す」や「その他」に入れた発言も含む別の数え方です。私がおすすめに乗るのは、そのままでいいと思えた時と、判断に迷って「一旦やってみよう」と決めた時です。70件は発言の数で、1つの発言に入っていた判断を数え直すと127件でした。たとえば10月1日10時1分の一言では、題材の記事の言葉の直し案1つと、完成版の点検で残った7つの判断を、おすすめどおりにまとめて決めています。

自分から出した例も1つ挙げます。下書きの冒頭に、モデル名は画面の「どこかに」出てくる、とだけ書かれた文がありました。場所があいまいだと読者が探せないので、具体的にどこなのかをAIに聞き返しています。AIが画面とリサーチで調べ直し、チャットやClaude Codeの入力欄の右下だと場所をはっきりさせた案を出したので、私がそれを選び、公開版の1文目になりました。

渡す9件のうちの1件が、9月26日の7つの質問への回答です。私の使い方は、私に聞かないと書けません。

人間に残った仕事

AIの点検が終わってから公開の合図までの間に、私が関わった場面は32件ありました。表の「出す」32件とは別に、時期で区切って数えた数で、制作の中ではここがいちばん多くなります。画像や言い回しの直しを、画面を見ながら指示していました。

疑問を言う読者役のロボット

ラボット

点検もAIがするなら、人の出番なくない?

AIの点検を通ったあとにも、実際に読んでみると、違和感やAIっぽさは残ってしまうんです。今の私の設計では、AIにいくらチェックさせても、漏れや足りない観点がどうしても残るので、最後に人間の確認が必要になってきます。例を2つ挙げます。

1つ目は図の置き場所です。読み返していて、画像があったほうが分かりやすい所がありました。AIに相談すると、新しく画像を足すより、すでにある図を上に動かす案が返ってきたので、その形にしています。

2つ目は、読者の疑問を代わりに言う吹き出しです(この記事のラボットと同じ形)。AIが仕上げた版には、この吹き出しが1つも入っていませんでした。そこに気づいてAIに聞くと、台詞と置き場所の案が出てきたので、私が2つを選び、そのぶん削る所も決めました。次の記事からも、この吹き出しを入れることを決まりにしています。

AIが止まった23件の理由

AIが手を止めた場面は23件です。理由で分けると、私の返事待ちは半分に届かず、ほかの理由でも止まっています。

止まった理由 件数
私の返事待ち 11
画面の撮影待ち 3
目標の字数を超えた 2
語尾の扱いを確かめた 2
公開済み記事への書き込みに許可が要った 1
その他 4

返事待ちに入るのは、構成案の承認や公開の合図です。WordPressへのアップや公開の前では、AIが止まって待つ決まりにしてあります。

字数と語尾で止まった4件は、決まりだけでは判断できずに止まった場面でした。たとえば点検のあとに7,000字前後となり、目標5,000字・上限5,800字を超えたときは、削るか目標を上げるかを私に聞いています。私はAIのすすめどおり、その字数まで目標を上げました。

作業記録には無く会話の記録にだけ残る待ちも2回あるので、23件は全部の数ではありません。

AIが動けた理由は事前の決まり

AIが1〜15分で進めたのは、「ブログを書いて」の一言だけで動いたからではありません。記事の作り方の手順書、使わない言葉の一覧、読者の呼び方といった決まりを、ファイルにして先に渡してありました。

AIに渡す決まりを見直すことも、人に残った仕事です。記事作成に限らず、AIは作業全般で意外と言うことを聞いてくれず、ルール作りには結構苦労しました。この記事の制作中にも、私は今後の決まりを足しています。主なものは次の3つです。

  • 「私は〜を試していません」のような断り書きは、AIっぽい表現として今後の記事にも入れない
  • 記事内の画像は、クリックで拡大して見られるように作る
  • 完成した記事は、見出しと中身が伝わるかを節ごとにも確かめる

3つ目は、点検を通った記事でも、節ごとに読むと直す所が出たことがきっかけでした。決まりをファイルに分ける方法と、記事を公開する前の点検方法は、別の記事にまとめています。

AIの文章を判断した3つの物差し

AIの文章のよし悪しは、経験が浅いと判断できないように思えます。記録と自分の言葉で整理すると、私が使っていた物差しは3つです。

1つ目は、実際の体験と食い違っていないか。試した期間の書き方で、AIから期間を大げさに書いているかもしれないとの指摘を受けたあと、AIがすすめた「数日」ではなく、実際の体験に合う「4日間」を選んだ場面がこれにあたります。

2つ目は、読んで引っかからないか、分かりやすいか。「どこかに」が気になったのも、モデル名の横に「いつ出たか」が欲しくなったのも、読者として読んだときの引っかかりです。私の指摘で、2つのモデルに出た日の1文が入りました。

3つ目は、なるべく情報を出せているか。そのために、自分で決めた決まりと照らし、読者の役に立たない注釈は外し、役に立つ情報はなるべく残しました。

3つとも、文章の専門知識がなくても確かめられる物差しです。

表で自分が決める項目に印をつける

モデル選びの記事の記録を、自分の記事でも使える形の記録表に直すと、次のようになります。左の列にはAIの名前を入れていないので、AIを使わなくても記録できる形です。

記録する項目 AIがしたこと 人が決めたこと 人が決める理由
題材と方針 公式・競合を調べ、構成案と方針3つを出す 構成を承認し、方針を選ぶ 何を誰に書くかは書き手の判断
本人しか知らない事実 空欄にして質問を出す 7つの質問に答える 体験は本人の記録にしかない
点検の結果 別のAIが確認する項目を分担して読み、記事を作るAIがまとめて直す 字数の目標など、決まりだけでは決められない所を決める 決まりの外の判断はAIに任せない
言い回し 直し案を出す 引っかかる所を指し、案を選ぶ・直す 読みやすいかの最後の判断は人
画像 作る・文字の誤りを確かめる 雰囲気と載せる中身を決める 見せたい雰囲気は書き手にしかない
入稿と公開 下書きアップ・公開の操作 「下書き上げて」「公開して」と合図する 外に出る操作は人が決める
次の記事への決まり 決まりをファイルに書き足す 何を今後の決まりにするか決める 記事の方針は書き手のもの

AIを使った題材の記事では、構成案・最初の下書き・点検・下書きアップが分単位で進み、私の手元には「人が決めたこと」の列が残りました。

次の記事を書き始める前に、表の「人が決めたこと」を読み、自分で決めたい項目に印をつけてください。AIに作業を頼むときは、「この項目は私が決めるので、進める前に聞いてください」と伝えます。

AIを使わない場合も、印は自分で確かめる項目の目印になります。AIに任せる範囲の安全面での線引きはAIに任せる前に一度止める線引きに書きました。

AIに分担表を作ってもらう

表を自分で書き写す代わりに、AIに自分用の分担表を作ってもらう方法もあります。

始める前に確かめることは4つです。

  • 使うツール:Claude(チャットでもClaude Codeでも可)
  • 必要な追加設定:チャットならなし(Claude Codeを使う場合は、インストールとログインを済ませておく)
  • 自分でやること:この記事の記録表をコピーして貼り、ブログのテーマと次に書く記事の題を1行ずつ伝える
  • 確かめる所:元の表に無い数字が混ざっていないかを見る。頼み方の最後で挙げてもらう3行は参考にとどめ、印は自分で判断してつける

まとめて頼む場合は、記録表のあとにこう書き添えます。

上の表は、ある人がブログ1記事をAIと作ったときの分担の記録です。
この表を参考に、私の次の記事でAIに任せる作業と、自分が判断することの分担案を作ってください。
・ブログのテーマ:〇〇
・次に書く記事の題:〇〇
・「人が決めること」の列には、私が判断する所だけを書く
・「人が決める理由」の列には、理由を1行で書く
・分からない所は埋めずに質問する
・表のあとに、私自身の判断が必要な行を3つ挙げる

自分で埋めるなら、上の記録表をコピーして、「AIがしたこと」から右を空にして使えます。AIを使わない場合は、「AIがしたこと」の列を「あとで自分がやること」と読み替えてください。

次の記事で自分の担当を決める

制作記録を調べると、AIは調査から入稿まで進め、私には選ぶ・出す・渡すの仕事が残りました。AIのおすすめをそのまま選んだ場面も20件あります。一方で、自分しか知らない事実を答える場面と公開の合図は、私が動くまで先へ進んでいません。

ここまで任せられるなら、ブログを始めるハードルは下がると感じています。

記録表には、AIに任せる作業と、自分で判断する項目を分けて印をつけてみてください。これからClaude Codeを始める人は、Claude Codeは未経験には難しい?始める前に不安だった3つの壁と、越えた今の答えから読むのがおすすめです。

1日の段取り全体(6月時点の形)は、無料note『1日3記事の段取りを全公開』にまとめています。

次に読むなら、この順番で

ブログもClaude Codeも初めての方向けに、読む順番をSTEP0〜5に分けてトップページにまとめました。どこから手を付けるか迷ったときの地図として使ってください。

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この記事を書いた人

シン|shinlabo

配送業40代・プログラミング未経験。
2026年4月にClaude Code(AIアシスタント)に出会い、
ChatGPTと併用しながら副業ブログを運営しています。

AIに聞きながら、詰まり方と抜け道を発信しています。

🐦 X:@shinlabo_ai
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